真剣な出会いなど無いと思っていたキャバクラでの出会い

キャバクラ

私は、大学を卒業し社会人になっても一度も女性とお付き合いしたことがありませんでした。友人たちが徐々に結婚していく中、結婚どころか彼女もいない私は次第に焦りを感じ始めていました。

そんなある日、私は大学時代の友人たちと一緒に飲み会をした後にキャバクラに行きました。キャバクラは大学時代から度々行っていたので、そこそこ楽しみ方を知っているつもりでした。その為、どんなに客の男性と女の子が仲良くなっても、それはあくまでも店内だけの話であり恋愛関係に発展することはないと思っていました。

しかし、その日私の隣に来た3歳年上の女の子は少し違いました。私はその日、その女の子と時間までずっとお話をしすっかり意気投合しました。そして、彼女は私の携帯の連絡先を聞いてきました。そして女の子は、私がお店を出て宿泊先のホテルにチェックインして間もなく電話をしてきたのです。

キャバクラを訪れた数日後に女の子から営業のメールや電話が来ることはよくありますが、当日のうちに連絡をしてくるケースは初めてだったので私は驚きました。電話で女の子は、「どうしてもお店の外であなたと二人で会いたい。」と言ってきました。私は、彼女はきっと何かを企んでいるに違いないと予想しましたが、折角なので翌日の日中に会ってみようと思いました。

翌日待ち合わせ場所の公園に行くと、お店での派手な出で立ちとは違い、落ち着いた服装の女の子が待っていました。私は、その女の子との会話の中で、彼女が病気の母親の為にキャバクラで働いている事、いずれはキャバクラを辞めて幸せな家庭を築きたいという意向などを聞きました。

そして、本当に彼女が自分を気に入ってくれたんだなと実感することが出来ました。その日は、その女の子と街で昼食をとり別れましたが、何度かデートを重ねるうちにいつの間にか恋人同士になっていました。お互いの居住地の違いや年齢の違いの為、2年で彼女とは別れてしまいましたが、私は彼女との交際を通してどんな場所にも出会いのチャンスはあることを学びました。